釣れるやろか~っと思いながら真夜中の2時半出航。
今日は南紀までカツオ釣り遠征。我が艇では立派な遠洋漁業に行く覚悟だ。
心強いことに僚船達が先導してくれるので安心だ。 33フィートの大和丸、29フィートの昭魚丸とぶるまん艇、30フィートのちょこまん艇(ヨッシー艇)に守られながら南を目指す。
24フィートの我が艇はほぼ全速前進、僚船達はゆっくり走ってくれている.
もうひとつ心強いのは40年以上泉南でマイボート釣りを楽しんでいるまんりゅうさんがクルーをかっ
てでてくれたことだ。
我が艇はドライブ艇で、舵から手を離すとまっすぐ進まない。
そこで鰹ケンケン漁中には常に誰かが舵を握ってまっすぐ船を走らせないといけないので助かる~。
クルーのGB君と船頭、そしてまんりゅうさんとで南を目指す。
夜が明け始めた頃、日ノ岬沖を通過、一路田辺沖を目指します。
ところがすごい波。後ろからの強風と非常に高い大波。追い波は怖いなぁ~。
我が艇では非常にやばい波、トライブ艇はキャビテーションを起こすし、まっすぐ進まない。
我が艇ではこりゃやばいということで僚船と別れて少し陸地寄りへ。
沖よりは少しだけ波はましなようで、白浜沖を過ぎ、椿沖をなんとか通過。
この数日の北風のせいか、水温が低下したみたいで、僚船たちも南下していきました。
昭魚丸さんの無線の合図によりカツオダービーの始まり~
僚船たちよりもずいぶん遅れて仕掛け投入。
我が艇も一応ケンケン竿をセットし、仕掛けを流し始める。
ソナー装備の大和丸についていくべきか、いやいやケンケン漁はベテランの昭魚丸についていくべきか、天性の勘により魚を見つけるヨッシー艇についていくべきか・・・
地元白浜から参戦したカリプソ号についていくのが正解か・・・と悩みましたが、適当にのんびりと・・・(笑)
おっと、近くにぶるまん艇が。危ないところだ。
左右のケンケン竿の先には潮切りヒコーキ仕掛け、真ん中からラビット仕掛け、そして左舷クリートには潜航板仕掛けを1つの5本の仕掛けを流す。
しかしシャフト艇と違い、エンジンフードが邪魔、そしてスパンカーも邪魔~。
僚船達より地方寄りからスタート。ひどい波の中なんとか仕掛けを流しながら南下。
突然潮切りヒコーキにカツオヒット。突然潜航板も跳ね上がる。YAKUMO-Ⅱ初カツオだ~。
すぐにラビットにもヒット、またもや潮切りヒコーキにも~。しばしのラッシュで4本ゲット。
1本はビンタだ~。もう十分~
レーダー(一応ついていますねん)を見てプロの船がたくさんいそうな方向を目指す。
しばしインターバルがありましたが、またカツオの群れに当たったようでラッシュ。デッキ上は大忙し。
カツオがヒットするとまんりゅうさんが操船してくれるので助かります。まずは潮切りヒコーキ、ですぐラビットと潜航板にと次々掛かり、5本ゲット。
どの仕掛けにもヒットです。 針から外して頭をボコッと船べりでどついて気絶させるはずが、手がすべってカツオは船の外へ~(泣)
風も波も全く弱まる気配なく、少し予定より早いけれど、仕掛けを回収して僚船達より早く帰路に。 周参見沖まで来てたので帰りは大変。
どんぶらこどんぶらこ~ あまりにも激しい航行だったので、燃料にエアが噛んでしまったのか、タンクの底にたまった汚れが一気に燃料系の心筋梗塞を起こさせたのか~。
途中からは大和丸さんのお世話になることになりました。ぐいぐい引っ張ってくれて、無事に帰港~。
アクシデントがありましたが、僚船たちに見守られ無事帰港。みなさん大変お世話になりました。
初の自艇カツオチャレンジは、一時は仕掛け投入断念かという波でしたが、なんとかできてカツオ7本、ビンタ1本、ソーダ2本とまずまずの成果。(他に1本は海に奉納)
カツオを取り込んですぐに仕掛けを再投入できればもっと釣れるんですが、どうしても狭いデッキで仕掛けが縺れたりするんですよね~。
もっと効率よくできるよう改善しなきゃ。
来年はべた凪の海でのんびりケンケンカツオ漁したいもんです。
全身筋肉痛になってしまいました。
カツオの刺身、ビンタの刺身は写真を撮る間もなくテーブルに置いたら食べられました。
満足度★★★☆☆
0 件のコメント:
コメントを投稿