2017/03/25

メバル大漁のはずが・・・。トラブルも皆さんのおかげで意外に楽しく。


よーし、今日はメバルをがんばろうとアジおさんと早起きして出漁。

暗いうちに大阪湾を航行。波もほどほど、快適クルージングでポイント到着。

風が冷たい。手が冷たくて今年初めて手袋装着~。

魚探には抜群の反応。メバルかどうかは不明だけれど、ベイトの反応も上々。こりゃ~と思い仕掛けを下ろすもさっぱりアタリがありませんやん。

引っかかるほど映るメバルらしき魚影。

しかし、アジおさんが1匹釣っただけ。

潮がすでに緩くなってきたのでもう少し潮のあたるところへ移動することに。

14ノット程で漁礁群の上を走っていると突然異変が。


『何?ペラに何か巻いたか?』

見た感じ何も異常は無いような。ドライブをチルトアップしてペラを見ますが、異常なし。

『おかしいなぁ~。もう外れたのかな。』とクラッチを入れると、

『あれ、入らないし、変な音するぞ~』

エンジンフードを開けてエンジンルームを覗くとドライブの下に少し油漏れ。

エンジンはなんら問題なく回っている様子なので、駆動系には間違いなし。


しかし、下手に動かすとさらに酷いことになるかもしれないのいで、おとなしくあきらめることに。


幸いずいぶん沖だし、潮もゆっくり上り潮で岸向きには流れていない。


あわてる必要は無いけれど、移動中、僚船の無線が聞こえたのですぐにSOS。

すぐに駆けつけてくれた全力艇。

サワラを狙って引っぱる予定だったのに、わが艇を引っ張ってくれました。


係船ロープなので、短すぎます。もっと長くないと危険です。なのでゆっくりゆっくり。

DreamⅢさんも駆けつけてくれました。


大型船航路も無事渡りきり、今度は迎えに来てくれたMARUYO艇に引っぱられおざきマリンに直行~。

今度はロープも長くなり、安心。

やることもないので、チューハイを飲み、カップラーメンを食べ~。

6ノットでの曳航、のんびりです。

途中、社長出漁のカッパ艇とすれ違い。

入港して着岸する時にバウスラスターの役目をカッパ君にお願いするも、水温が低いので入水は嫌と。

仕方がないので、MARUYO艇に横抱きさせ、見事な操船で無事着岸。

風が強くなかったので、スムーズに着岸できましたが、強風なら結構難しいでしょうな。

おざきマリンにわが艇は放置し、そのままドック入り。

我々は海上タクシーにて母港へ送り届けられました。

先日ドライブ修理・船底塗装から戻ってきたばかり。

再びドック入りになるとは。とほほ。

早速おざきマリンで故障原因究明。

なんと、クラッチが完全に死亡した様子。

解体され、原因究明中~。

油圧が下がったり、クラッチが滑ったりすることは経験あるが、突然ぶっ壊れることはないかと。

もちろんワイヤー切れはあることですが、なんとかワイヤー切れてもクラッチつなぐことはできるしなぁ~。

今日は岸から大きく離れていたから座礁の心配はなかったけれど、完全に動力を失うとただの浮遊物だから恐ろしい。

ヤンマーの信頼性に関わる問題ですな。

それにしても、サワラを引っぱるはずがわが艇を引っぱってくれた全力さん、そして露払いに来てくれたDreamⅢさん、ありがとうございました。

皆さんのいるところでよかったよかった。

釣果はアジおさんのメバル1匹。アジおさん、またメバルリベンジに行きますよ~。

2017/03/19

お土産狙いのメバガシ釣りと、そして執念の一打


先週は出漁できず、夕方給油のために港に行っただけ。

何故かボートの前にはぶるまん船頭、松坊船頭、そしてもう一人カッパ艇での釣りを終えたユキ船頭が哀愁を漂わせ座っておられる。

松坊ゲスト坊主地獄、カッパ艇釣行の反省会をそれぞれやっておられた様子。

ぶるまん船頭は坊主を恐れ出漁せず港に居たとか・・・。相変わらず面白い人達。2時間も反省会をしていたそうな。

私は給油をして速やかに退散。(笑)

さて、今日は抜群によい天気。こりゃ釣りに行かないととANさんを誘い出船。


潮も小さいし、親戚からのガシラリクエストもありましたので、今日はメバガシ船。

朝イチはメバルを求めてうろうろ。

長い竿で細い仕掛け。この釣りも楽しい釣りですが、今年はまともにメバルに会っていない。

潮が小さいので期待薄ですが、反応を見つけて仕掛けを投入。

小型ですが、時折釣れてきます。

魚探には良いベイトの反応も出るのですが、なかなか思うように食ってきません。

それでもANさんは1流し1匹ペースで釣ってます。

『絶好調やん~。』
『運だけですよ~。』

といいながら連発。

『そういえば今日は娘の入試合格発表日なんですよ~』

『あかんやん~運使ってもたら~』

『ほんまですやん~。そりゃあきませんわ~』

といいながら、船頭はウマヅラの尻尾をひっかてくるくらい。さっぱり。

潮も緩みメバルも釣れそうにないのでガシラに変更。

ガシラの定番ポイントに行くもどうも釣れる気がしませんので、カッパ艇の到着を待って入れ違いで違うポイントへ。

水深55m、船はぜんぜんおりません。

釣れてくるのはいいサイズのガシラ。ほとんどサイズが揃っています。

これくらいのサイズだとガシラ釣りも値打ちあり。

それでもアタリを取ってあわせた後はロッドホルダーに竿を固定し電動自動巻き~。

腕が疲れるので仕方なし。

さすがに潮が速くなるとさっぱり釣れず、ラーメンタイム。

潮が緩みだすとまたポツリポツリ。

ガシラも十分釣ったので、最後に鯛を1枚釣って帰ろうと高仕掛けを引っ張り出しました。

ANさんは娘さんの合格連絡があってホッとしていますが、祝鯛を釣らんかいと船頭がプレッシャーをかけます。

潮が渦を巻き、船がクルクル回る中の釣り。

ANさんにヒット~!!

しばらくやり取りするも、痛恨のハリス切れ。ガシラ釣りの時にドラグガチガチにしていたのを忘れていた様子。まだまだ青い!

船頭は1枚ゲット。執念の一打でした。

ANさんにも待望のヒット~!が、痛恨のバラシAgain.

ということで、合格はガシラで祝っていただくことに。

無風でポカポカ。

池のような水面で海鳥が『どうや~釣れとるか~』と聞きに来ます。

完全に馬鹿にされているような感じなので切り上げて帰りました。

久しぶりに1日竿を握って、アタリを取って、そしてアワセてのメバガシ釣り。
十分楽しみました。

鯛は既に卵が入ってノッコミ鯛でした。

もうすぐ味も落ちるでしょうが、今日の鯛はまだ脂もあっておいしい鯛でした。

久しぶりに鯛の刺身を食べたような。

さて、もうすぐ4月、いよいよカツオの準備でしょうか。

でもぜんぜんいい話が聞こえてきませんな~。

満足度★★★☆☆

2017/03/04

どうしたものか・・・。やる気スイッチはどうやったら入るのか。

今週末は天気が最高。

小春日和の予報でどこにでも行けそう。
でもタンクの燃料が少ないので遠出は少々悩むところ。

それでもポリタンクの60リットルを入れ、いざ暗いうちに出港。

アジおさん、そしてカッパさん、そして久しぶりのKさんの4人満員御礼でべた凪の海を快調に走り、1時間半で鳴門海峡へ。

いつもと違った景色、そして抜群の天気。


こりゃ楽しい一日になるぞとメバル仕掛けを投入。

一投目、船頭がすばやく仕掛けを投入。いきなりヒット。幸先よし。

しかし、続かない。ベイトの反応もすぐに消えてしまいました。潮がちょうど止まる頃に到着したからなぁ~。

あと1時間早く到着していればそこそこ釣れた筈。


メバルを探してうろうろしますが、どうもベイトが見つかりません。


遊漁船もあちこち探しているようですが、厳しいみたい。


やはり潮が大きくないとベイトも流れてこないのか。


潮が速くなり過ぎるとこれまた釣りにならないので、移動して鯛狙いに。

高仕掛けを根気よく巻き巻きするも、天気よくうつらうつらするだけ。

船頭に大きなウマヅラが食いつきました。高仕掛けで釣れるんだから、たくさん泳いでいるんだろうか。狙ってみたら面白いか。

前でアジお、カッパのお二人。根気よくやっていますが、さっぱりアタリは無い様子。


天気良くて気持ちいいんだけどなぁ~。ポイントには他の船も一隻もいないし、のんびり。


Kさんには待望のアタリ。

鯛かと期待するも、上がってきたのはカマボコ材料。

ビニール擬似食ってくるな~。あまりの久しぶりのヒットにあわてて仕掛けを回収したKさん、エソごときで仕掛けがぐちゃぐちゃに。頭にきますよね~。

何とか船頭が小振りの鯛をヒット。

魚探にぎっしり映る鯛のやる気スイッチが入ったかと一瞬期待するも、お触りすらないですやん。

海の中を覗いてみたい。

引っかかるくらい鯛は泳いでいるはず。

何が気に入らないんでしょうかね。

擬似を完全に見切られているような感じです。

ぽかぽか陽気で水温が上がってきたら食ってくれるかと最後まであきらめず巻き巻きしましたが、とうとうスイッチが入ることなく終了となりました。

厳しい季節だなぁ~。

アジおさんは鯛は一度もアタリも無かったと。

カッパさんは痛恨バラシ。Kさんはエソに悶えただけ。(笑)

さて、これからしばらく何釣りをするか。

困ったぞ。メバ・ガシ船になるのかな。

早く来い来い初カツオ!!

満足度★☆☆☆☆